2010年 02月 22日
ヒアルロンちゃん
マツキヨの前を通りがかったら、ヒアルロン酸配合の化粧水を特売してた。
販売員がサンプルを使って「お買い得」をアピールしてた。
最近お肌のハリが異常に気になってたあたしは、早速サンプルを使ってみることにした。
販売員が、あたしの顔を化粧水を付けたコットンでポンポンとたたく。
すると、なんと驚いたことに、あたしは変身した。
ビックリするような美肌に変身だ。
待ち合わせに遅れてきた沙織がビックリした顔で叫ぶ。
「ちょ、麻衣子だよね…」
「え、なに言ってんの?」
「てか、全然わかんなかった」
「え?」
「だって全然顔ちがくない?」
「そう?」
「ちが…てかマジ別人だから」
「そんなに違うんだ」
「違うっていうよりさ…うん、やっぱ別人だから、麻衣子じゃないから」
「どんなよ」
「てか人間に見えない」
「え、どゆこと?」
「ヒアルロンちゃん!」
「え?」
「皆さ~ん!ヒアルロンちゃんがいますよ~。逃げてくださ~い!」
そう叫びながら沙織は逃げ去った。
そして、あたしの周りから、みんな逃げて行った。
あたしは、一人ぼっちだ…。
販売員がサンプルを使って「お買い得」をアピールしてた。
最近お肌のハリが異常に気になってたあたしは、早速サンプルを使ってみることにした。
販売員が、あたしの顔を化粧水を付けたコットンでポンポンとたたく。
すると、なんと驚いたことに、あたしは変身した。
ビックリするような美肌に変身だ。
待ち合わせに遅れてきた沙織がビックリした顔で叫ぶ。
「ちょ、麻衣子だよね…」
「え、なに言ってんの?」
「てか、全然わかんなかった」
「え?」
「だって全然顔ちがくない?」
「そう?」
「ちが…てかマジ別人だから」
「そんなに違うんだ」
「違うっていうよりさ…うん、やっぱ別人だから、麻衣子じゃないから」
「どんなよ」
「てか人間に見えない」
「え、どゆこと?」
「ヒアルロンちゃん!」
「え?」
「皆さ~ん!ヒアルロンちゃんがいますよ~。逃げてくださ~い!」
そう叫びながら沙織は逃げ去った。
そして、あたしの周りから、みんな逃げて行った。
あたしは、一人ぼっちだ…。
by Joker-party
| 2010-02-22 08:23