2008年 05月 26日
炉端焼露西亜
スナックや小さな居酒屋などが並ぶ裏通りの一角に『炉端焼露西亜』という店があった。
店構えも和風で、店内にもロシアを思わせる装飾品などはない。
メニューも日本語だし、従業員もみな日本人らしい。
加えて有線からは演歌が流れているのだから、なぜ『露西亜』なのかさっぱりわからない。
その中で、唯一ロシアに関する物といえば、メニューの中にある〈露西亜焼き〉だった。
日本語で日本の話題ばかり飛び交う店内で、〈露西亜焼き〉を注文してみた。
出てきたのは、薩摩揚げにシソと梅肉を乗せて焼き、カツオブシを掛けたものだった。
食べてみると「薩摩揚げにシソと梅肉を乗せて焼き、カツオブシを掛けた味」がした。
そのまんまじゃん。
思い切って店員さんに「これ、どうして〈露西亜焼き〉って言うんですか?」と聞いてみた。
店員は「ウチね…『露西亜』って名前なんですよ、店。だからっす」と答えた。
そのまんまじゃん。
別に放っておいてもいいけど、割り切れない気分になることってあるよね。
おしまい。
店構えも和風で、店内にもロシアを思わせる装飾品などはない。
メニューも日本語だし、従業員もみな日本人らしい。
加えて有線からは演歌が流れているのだから、なぜ『露西亜』なのかさっぱりわからない。
その中で、唯一ロシアに関する物といえば、メニューの中にある〈露西亜焼き〉だった。
日本語で日本の話題ばかり飛び交う店内で、〈露西亜焼き〉を注文してみた。
出てきたのは、薩摩揚げにシソと梅肉を乗せて焼き、カツオブシを掛けたものだった。
食べてみると「薩摩揚げにシソと梅肉を乗せて焼き、カツオブシを掛けた味」がした。
そのまんまじゃん。
思い切って店員さんに「これ、どうして〈露西亜焼き〉って言うんですか?」と聞いてみた。
店員は「ウチね…『露西亜』って名前なんですよ、店。だからっす」と答えた。
そのまんまじゃん。
別に放っておいてもいいけど、割り切れない気分になることってあるよね。
おしまい。
by Joker-party
| 2008-05-26 06:58