2008年 08月 26日
縞模様の道
あっくんは、大急ぎで家に帰ってくるとお母さんに言いました。
「ねえ、道にしまもようがあったよ!」
お母さんは「あら、凄いわねえ」と言いましたが、お昼ごはんを作る手を休めません。
あっくんは「ねえ、一緒に来て!見に行こうよ」と言いました。
お母さんは「今、お昼ご飯を作ってるからダメよ」と断ります。
あっくんは、庭でお花に水をやっているおばあちゃんを誘いました。
おばあちゃんは「おや、そりゃ珍しい。連れてってちょうだい」と言いました。
あっくんは、おばあちゃんを横断歩道に連れて行きました。
「ほらね。しまうまさんみたいでしょ」
「ほんとうだ」おばあちゃんもビックリしています。
あっくんは、消しゴムを出して「これで、消えるかやってみよう」と言います。
おばあちゃんは「そうね。でも、消えるかしら」と言って見ています。
あっくんは、消しゴムでゴシゴシと道のしまもようをこすりました。
すると、少しづつしまもようが薄くなっていきます。
そのうち、通り掛かった人たちも消しゴムを持ってきて消し始めました。
ゴシゴシ、ゴシゴシ。
ゴシゴシ、ゴシゴシ。
やがて、道のしまもようは消えて、そばには消しゴムのカスで大きな山が出来ました。
あっくんは、その山の頂上に登って「ヤッホ~」と叫びました。
「ねえ、道にしまもようがあったよ!」
お母さんは「あら、凄いわねえ」と言いましたが、お昼ごはんを作る手を休めません。
あっくんは「ねえ、一緒に来て!見に行こうよ」と言いました。
お母さんは「今、お昼ご飯を作ってるからダメよ」と断ります。
あっくんは、庭でお花に水をやっているおばあちゃんを誘いました。
おばあちゃんは「おや、そりゃ珍しい。連れてってちょうだい」と言いました。
あっくんは、おばあちゃんを横断歩道に連れて行きました。
「ほらね。しまうまさんみたいでしょ」
「ほんとうだ」おばあちゃんもビックリしています。
あっくんは、消しゴムを出して「これで、消えるかやってみよう」と言います。
おばあちゃんは「そうね。でも、消えるかしら」と言って見ています。
あっくんは、消しゴムでゴシゴシと道のしまもようをこすりました。
すると、少しづつしまもようが薄くなっていきます。
そのうち、通り掛かった人たちも消しゴムを持ってきて消し始めました。
ゴシゴシ、ゴシゴシ。
ゴシゴシ、ゴシゴシ。
やがて、道のしまもようは消えて、そばには消しゴムのカスで大きな山が出来ました。
あっくんは、その山の頂上に登って「ヤッホ~」と叫びました。
by Joker-party
| 2008-08-26 05:05