2008年 11月 23日
鯖
俺は店に入ると、ビールを頼んだ。
そして枝豆と鯖の塩焼きを注文した。
枝豆をつまみながらビールを飲み、鯖が焼けるのを待つ。
カウンターの隣には女性が一人で飲んでいる。
待ち合わせだろうか。
画像の悪いテレビでは、いつの試合かわからんような野球が流れている。
奥の小さな座敷では、地元の人々らしい集団が大笑いしている。
外を見ると、雨が雪に変わっている。
やがて焼けた鯖が運ばれてくる。
俺は、同時に熱燗を頼んだ。
塩加減よく焼き上がった鯖の身を崩しながら、酒を飲む。
美味い。
カウンターの女性は、まだ一人で飲んでいる。
誰とも待ち合わせていないのかもしれない。
鯖と酒は、絶妙に絡まって俺の五感を刺激する。
女性に声を掛けるべきだと強く思う。
お銚子に残った熱燗を空けてぐいっと呑み干し、隣に向き直る。
カウンターの女性は、いなかった。
それでも鯖は、まだ半身残っている。
そして枝豆と鯖の塩焼きを注文した。
枝豆をつまみながらビールを飲み、鯖が焼けるのを待つ。
カウンターの隣には女性が一人で飲んでいる。
待ち合わせだろうか。
画像の悪いテレビでは、いつの試合かわからんような野球が流れている。
奥の小さな座敷では、地元の人々らしい集団が大笑いしている。
外を見ると、雨が雪に変わっている。
やがて焼けた鯖が運ばれてくる。
俺は、同時に熱燗を頼んだ。
塩加減よく焼き上がった鯖の身を崩しながら、酒を飲む。
美味い。
カウンターの女性は、まだ一人で飲んでいる。
誰とも待ち合わせていないのかもしれない。
鯖と酒は、絶妙に絡まって俺の五感を刺激する。
女性に声を掛けるべきだと強く思う。
お銚子に残った熱燗を空けてぐいっと呑み干し、隣に向き直る。
カウンターの女性は、いなかった。
それでも鯖は、まだ半身残っている。
by Joker-party
| 2008-11-23 06:43